August 20, 2012
少し前になりますが、フランス南西部のバスク地方を訪れました。
スペインとの国境に隣接する地域で、フランス側を「フレンチ・バスク」
スペイン側を「スペイン・バスク」と呼びます。
バスク地方の文化と経済の中心地「バイヨンヌ」。
正面に見えるのはサントマリー大聖堂です。
雰囲気のある旧市街にはバスクリネンのお店が
点在しています。
魚介類の缶詰屋さんもカラフルでかわいい♪
ニーヴ川から望む街並み。
たまたまマルシェをしていて、新鮮な果物や野菜が並んでいました。
つぎに向かったのは、
かつて王侯貴族がバカンスを過ごしたという「ビアリッツ」。
高級ブランド店などが並ぶ小奇麗な街並みです。
砂浜の海辺で水遊びを楽しみました。
海辺のカフェでランチ。
新鮮でプリプリな牡蠣は、濃厚なお味でした。
さらに南下して「サン・ジャン・ドゥ・リュズ」の街へ。
メイン通りには可愛い雑貨屋さんやお菓子屋さんが並びます。
バスクリネンの色合いも、シックでインテリアにも合いそう。
バスク地方で生まれたエスパドリーユのお店も沢山ありました。
店内、全部エスパドリーユです。
デザインの凝ったものもあり、
あれこれ悩みながらお買いものを楽しみました♪
1660年、ルイ14世とスペイン王女マリア・テレサとの婚礼の際に
献上されたマカロンを作った「Maison Adam」。
パリのマカロンとは一味違う、バスク地方に伝わる
伝統的なマカロンで作ったタワーも素朴でかわいいです♪
バスク地方は黒さくらんぼの有名な産地でもあるので、
さくらんぼジャムも沢山見かけました。
つぎに向かったのは「フランスの美しい村」にも
登録されている「サール」。
カラフルな鎧戸が可愛らしい街並みです。
「ガトー・バスク」発祥の地としても有名です。
ガトーバスク博物館もあるのですが、休館日で残念でした。
焼き立てのガトーバスクのバターの香りが食欲をそそります。
ここにもバスクリネンの雑貨屋さんが♪
いよいよフランス国境を越えて、スペイン・バスクへ。
「オンダリビア」という小さな港町に宿泊しました。
丘の上からは港を一望できます。
宿泊したのは、「パラドール」。
「パラドール」とは、古城や貴族・領主の館、修道院などを
ホテルにしたスペイン国営チェーンのことです。
オンダリビアのパラドールは980年に造られた要塞で、
堅牢な外壁には当時の砲弾の跡も残っている雰囲気のある建物です。
館内には砲台も。
こちらがロビー。
要塞の雰囲気満点です。
まるで屋外のような雰囲気ですが、
ちゃんとガラスの天井があります。
石壁や木の梁が印象的でした。
外のテラス席でティータイム。
景色はよかったのですが、少し肌寒かったです。
バーも雰囲気があります。
朝食はこちらの席でいただきました。
オンダリビアはなんと言っても美食の街!
街中にはピンチョスを楽しめるバールが立ち並びます。
バールは通常、何軒もはしごするそうで、
2〜3皿いただいたら、つぎのお店へ。
人気のお店には、店内に入りきれないほどの人々が
周囲にたむろしています。
店内のカウンターには美味しそうなピンチョスが並び、
あれこれと指をさして注文。
1皿2〜3ユーロとリーズナブルで、どれも美味でした♪
そして翌日向かったのは「ビスケー湾の真珠」と呼ばれる
美しい街、「サンセバスチャン」。
エメラルドグリーンの海が広がります。
...のはずが、この日はあいにくの大雨!
海水浴を楽しむ予定でしたが、残念。。
仕方がないので、バールで休憩。
サンセバスチャンも星付きレストランが並ぶ
美食の街です。
新鮮な魚介類やスペイン産生ハムを使ったピンチョス。
今回の旅行で1番おいしかった
表面がカリカリに焼きあげられたフォアグラと
サクサクのカラマリ。
雨でもバールは満席で、沢山の人々が
種類豊富なピンチョスに舌鼓を打っていました。
長くなりましたので、次回旅行記に続きます。
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